アーチマガジンNo.139 寿命を伸ばす最強の運動は?
健康に関する様々な疑問にズバッと答える、Arch Magazine(アーチマガジン)📰 No.139の配信です。
今回のテーマは「寿命を伸ばす最強の運動は?」です。
「健康のために何か運動を始めたいけど、何が一番健康に良いのだろう?」
そんな疑問を持ったことはありませんか?
2018年に発表されたデンマークの大規模研究では、約8,500人を最大25年間追跡し、どのスポーツを行っている人が長生きするのかを調査しました。
その結果、最も寿命延長との関連が強かったのは「テニス」でした。
運動習慣のない人と比較した平均寿命の延長は、
・テニス:約9.7年
・バドミントン:約6.2年
・サッカー:約4.7年
・サイクリング:約3.7年
・ジョギング:約3.2年
という結果でした。
この結果から、「テニスが最強の運動なのか!」と思いたくなりますが、実はもう少し深く考える必要があります。
この研究は、テニスをすると必ず寿命が延びることを証明したわけではありません。もともと健康意識が高い人や、経済的に余裕のある人がテニスをしていた可能性もあります。
それでも興味深いのは、上位に入ったスポーツの多くが「誰かと一緒に行う運動」だったことです。
テニスやバドミントン、サッカーは、心肺機能を高めるだけでなく、全身を使い、瞬時の判断力も求められます。
さらに相手とのコミュニケーションや仲間との交流も生まれます。
近年の研究では、運動不足だけでなく「社会的孤立」も健康寿命を縮める大きな要因と考えられています。
つまり、この研究が教えてくれるのは「最強のスポーツはテニス」ということよりも、「楽しみながら継続でき、人とのつながりが生まれる運動が健康に良い」ということかもしれません。
ぜひ自分に合った楽しめるスポーツを見つけてみてください!


