アーチマガジンN0.144 「長野県はなぜ長寿?健康寿命全国1位の秘密」
健康に関する様々な疑問にズバッと答える、Arch Magazine📰 No.144の配信です!
日本は世界有数の長寿国ですが、その中でも長野県は「長寿県」として知られています。
2026年に公表された最新データでは、長野県の健康寿命は男性80.9歳、女性85.0歳で、男女とも全国1位。
さらに平均寿命も男性82.68歳、女性88.23歳と全国トップクラスです。
では、なぜ長野県は「長く生きる」だけでなく、「健康な状態で長く生きる」ことができるのでしょうか?
その要因として、まず挙げられるのが野菜の摂取量の多さで、長野県は全国でもトップクラスの野菜摂取量を誇ります。
そして、もう一つ特徴的なのが高齢者の就業率の高さが挙げられます。
農業などを含め、年齢を重ねても仕事や地域での役割を持つ人が多いことが、身体活動や社会参加につながっていると考えられています。
さらに長野県では、健康ボランティアによる活動や、医師・保健師・管理栄養士などによる地域の健康づくりも盛んです。
つまり、個人の努力だけではなく、地域全体で健康を支える仕組みが長年かけて作られてきました。
興味深いのは、長野県はもともと健康的な食生活だったわけではないことです。
かつては食塩摂取量が多く、脳卒中が大きな問題となっていました。
そこで減塩運動などを長年続け、生活習慣そのものを変えてきた歴史があります。

