アーチマガジンNo.146「ドパガキとは?集中できない子供達」
皆さんは「ドパガキ」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?
ドパガキとは「ドーパミン中毒のガキ」の略称で、もともとインターネット上のスラングでしたが、今年に入って急激に世間に広まり流行語となりました。
そもそもの発端は、SNSサイトであるXで、ある投稿者が最新のヒット曲に対して「集中力がないZ世代のガキが途中で再生止めないように一定間隔でメロディに変化を加えてて、ドーパミン中毒のガキ相手の商売って大変だなって思いました」と投稿したことから、「ドパガキ」という言葉が生まれました。
ショート動画やSNSなどといった、変化の大きいコンテンツからの刺激を求め、集中力の続かない状況下に陥ってしまった若年層を揶揄気味に指すようなニュアンスで「ドパガキ」は用いられます。
確かに、飲食店などで学生や若者達を見かけると、会話もせずに皆スマホに釘付けでショート動画やゲームをしています。
ただ若年層でなくても、ドパガキ状態の大人は結構いるのではないでしょうか。
私も、テレビをつけながらスマホでyoutube見たりしますし、お風呂やトイレにもスマホを持ち込んでしまいます。
やはり何か新しい刺激を求めてしまうのが人間の本能なのでしょう。
この欲求をうまく利用しているのが近年のSNSを中心としたネット上のサービスで、企業側は巧みに人間の欲求を突いてきています。
社会的問題として、ドパガキ化はメンタルヘルスや睡眠に悪影響を及ぼすとして、SNSを規制するような流れが世界では起こっています。
2026年4月の調査では、SNSの年齢制限を導入済み・制定済み、または積極的に検討している国・地域は25か国・地域に達しています。
2023年には1か国・地域だったため、わずか数年で急速に広がっています。
いち早く法律を整備したオーストラリアでは、16歳未満はSNSの対象アカウントを保有することができません。
日本でも、子どものSNS利用をめぐる議論は今後重要になっていくと考えられます。
自分も親として、子供のインターネットへの関わり方には注意したいと思います。
そして、自分自身も今一度ネットとの距離感を考え、とりあえずトイレにスマホはやめたいと思います。


